非公式編集後記:2021年5月1日(土)〜7日(金)
イーサリアムクラシック(ETC)が急騰しています。
昨年秋以降、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、さらにはさまざまなDeFiトークンやドージコイン(DOGE)が上昇するなかで、ポツンと忘れられた存在のようになっていたイーサリアムクラシックが、ここに来てなぜか急上昇!
アメリカの暗号資産投資家がリターンの大きな暗号資産を探した結果、ついにイーサリアムクラシックに目をつけた、というところでしょうか。
GWは入門系のコンテンツ
前回の非公式編集後記は、GW前の4月30日(正確には5月1日)。ちょうど1週間経っていますが、GWは稼働せず、事前に予約しておいた記事を公開しました。
GW中は、入門系・学習系の記事を毎日1本ずつ公開しました。USでそうした記事が公開されるたびに、少しずつストックしておいたことが功を奏しました。
・DeFi(分散型金融)
・プルーフ・オブ・ワーク(PoW)
・ERC-20規格
・「暴落」と「修正」の違い
・「オラクル」とは?
と、1日〜5日まで、なかなかバラエティに富んだ記事が揃ったと自画自賛しています(5日の「オラクル」は、ちょっとマニアックだったかもしれませんが)。
5月からストレートニュースに特化
GWあけの木・金からは、翻訳記事の中でも主にストレートニュース(コラムや解説記事ではなく)に特化することになり、両日とも5本を公開しました。
この2日間で、個人的な注目は、今日公開したこの記事です。
DeFi(分散型金融)の可能性については、非公式編集後記でも何度か触れていますが、暗号資産(仮想通貨)の新分野・新サービスにとどまらず、INGが指摘しているように「銀行をディスラプト(創造的破壊)」するものです。
銀行だけでなく、あらゆる産業の「AI化・ロボット化」の影響が叫ばれていますが、DeFiは「金融におけるAI化・ロボット化」の文脈で考えることができると思います。
また、日本銀行がちょうどGW前の4月28日にDeFiのレポートを公開しています。わかりやすくまとめられているので、興味のある方は、ぜひご一読ください。
リンク先に「全文 [PDF 695KB]」とあります。クリックするとPDFが閲覧できます。
(私はGW中に読もうと思っていたのですが、まだ読めず...)