非公式編集後記:2021年4月19日(月)
19日(月)は4本を公開。その前の17日(土)、18日(日)はそれぞれ1本ずつ公開しました。
ビットコイン下落からスタート
週明けは、ビットコインが日曜日に大きく下落し、3週間ぶりの安値となったところからスタート。米財務省が暗号資産を使ったマネーロンダリングで複数の金融機関を告発するとの話が出ていることが背景にあるようです。
加えて、トルコが暗号資産の決済利用を禁止したこと。さらに約1週間前に伝えられていたインドの動き(暗号資産の禁止に動いている)も再度広がって、さらに警戒感が広がったようです。
ビットコイン価格は日付が変わって20日(火)1時20分現在、5万5200ドル付近となっています。日本円では598万円と600万円を割っています。
下落局面で機関投資家が買いに出るのか、このまま下落が続くのか、アメリカ市場の動きがきになります。
コインベースCEO、上場日に300億円超の株を売却
ビットコイン下落とともに、インパクトの大きなニュースがありました。14日にナスダックに直接上場した米暗号資産取引所コインベースのCEOが、上場日に300億円超の同社株を売却したというニュースです。
一部には「上場の高値を捉えて、売り抜けた!」という声もあるようですが、IPO(新規株式公開)と違って、直接上場は既存株主が保有する株式を売却することで、株が市場に出回ることになる仕組みです。
CEOや他の既存株主による売却は直接上場には欠かせないことなのです。
アームストロングCEOは保有株の約1.5%を売却したとのこと。1.5%で300億円以上。アメリカの暗号資産業界のダイナミズムを感じさせます。
コインベース株(COIN)は、現状337ドル付近。初値の381ドルからは下落していますが、全般的にはまだ様子見といった感じでしょうか。