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暗号資産(仮想通貨)メディアでの翻訳編集、ほぼ毎日の編集後記。

米銀 vs 英銀、コインベース株(COIN)へのスタンスの違い

非公式編集後記:2021年4月16日(金)

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金曜日の公開記事は3本。水・木と5本ずつ公開したことに比べると、マイナス2本、40%減(!)とグッと少なくなっていますが、金曜日は土日、そして月朝イチの公開分もセットするため、実は作業した本数は変わりません。

編集後記は本当なら、その日作業した記事について触れたいのですが、金曜日は特にタイムラグが大きくなります。

コインベース株のリスク

今日公開した3本で、特に気になったのは、英銀大手のHSBCのコインベース株に対するスタンスを紹介した記事。

アメリカ市場では大きな期待を持って迎えられている(と伝えられている)コインベース株(COIN)ですが、HSBCは投資対象として扱わないと表明しています。

ちなみに、企業資産(内部留保)を積極的にビットコインに投資し、企業によるビットコイン保有の先鞭を切ったマイクロストラテジーの株についても同様。暗号資産、そして暗号資産関連の企業に対しては、保守的なスタンスを取っています。

 

コインベースは上場前に2021年題1四半期(1月〜3月期)の決算見通しを発表し、きわめて好調な業績をアピールしました。業績も株価も絶好調! というところですが、それでも保守的な見方があります。

簡単に言えば、コインベースの業績は暗号資産、特にビットコインの価格推移に強く依存しています。現在の強気相場が一転して弱気相場になれば、業績は急降下するリスクがあります。

 

その意味では、14日のナスダック上場はこれ以上ないベストタイミングでした。東海岸は現在、16日13時過ぎ(日本は今、17日2時過ぎ)、コインベース株の2日目の取引がスタートしています。

取引初日の終値は初値381ドルから14%マイナスの323ドル。現時点では、335ドル付近とやや上昇して取引されています。

掲載できなかった記事 

金曜日は特に土日と月朝イチ分を作業するため、当日公開できる本数が減ります。月朝イチとなると、公開は3日後になるので、公開タイミングにあまり左右されない記事、いわゆる「エバーグリーン」な記事を選ぶ必要があります。

というわけで、残念ながら今日掲載できなかった記事を紹介すると、イーサリアムが2500ドルを超えて、史上最高値を更新したという記事と、

トロン・ブロックチェーン上で発行されているステーブルコインのテザー(USDT)が、イーサリアムブロックチェーン上で発行されているテザーを超えたという記事。

どちらもイーサリアム絡みですね。

 

その意味では、日本の金曜夜〜土曜の日中はまだ東海岸は金曜日。週ラストということもあり、記事がいろいろ出てくるのですが、なかなか紹介できない面があります。

土曜日も稼働するばいいのですけどね。なかなかそうもいきません。

作業記録

4月16日(金)翻訳・編集ワード数:1512