非公式編集後記:2021年4月14日(水)
今は15日1時過ぎ。14日の日中にビットコインは一時、700万円を超えましたが、結局もとに戻して、この24時間では、わずかにマイナスになっています。
アメリカでは14日、大手暗号資産取引所のコインベースがナスダックに上場。大きな期待を集めており、初値がどうなるかで、再度、値は動きそうです。今回の値動きは、上場前にアジアで先行して期待が高まった、というところでしょうか。
米東海岸は11時過ぎ。9時半から取り引きが始まっていますが、初値はまだ出ていません。昼過ぎになるようです。
振り返ると、ちょうど正月にこんな記事を書いていました。
coindesk JAPANの記事でよく「ビットコインは年初から2倍になっている」と書いていますが、まさに350万から700万円。年初から2倍ですね。さらに1年前を思い出すと……。
直接上場とは?
14日はコインベースのナスダック上場もあり、関連記事を2本、合計5本を公開しました。
コインベースの上場はいわゆる「新規株式公開(IPO)」ではなく、「直接上場」です。直接上場は、SpotifyやSlackが使ったことで知られるようになりましたが、まだまだ馴染みのない言葉。その基礎知識と、コインベースが直接上場を選んだ理由(タイトルそのまま!)を解説した記事が以下です。
ナスダック上場によって、コインベース株は取引所で売買されるようになりますが、そのときに使われるティッカー(証券コード)は「COIN」です。
コインベース(Coinbase)だから「COIN」というわけですが、取引所は違うものの「COIN」を使っている会社がすでにイギリスに存在する、というサイドストーリー的な記事も興味深い内容でした。
取引所が違うのだから問題ないのでは? とも思いますが、このイギリス企業はアメリカでのビジネス展開のためにプレスリリースを書いたとき、取引所が違うとは言え、ティッカーとして「COIN」を当然書いており、少なからず混乱が生じそうです。
直接関係はないけど、誤解した人が買いを入れて株価が上がる、などということが起こるでしょうか。
15日は、コインベースの取引初日の行方とその影響に触れた記事が中心になりそうです。
作業記録
コインベース上場という大イベントのため、作業量(文字数)多め。