非公式編集後記:2021年3月10日(水)
600万円を突破したものの、一時500万円付近まで下落したビットコインが再び600万円を超えています。アメリカでは依然として機関投資家のビットコイン投資、あるいはビットコイン関連企業への投資が続いています。
伝統的な金融機関、例えばJPモルガンは、暗号資産にまだ直接投資は行っていないものの、暗号資産関連企業に投資するファンドを組成するようです。
注目の2月の米消費者物価指数(CPI)
こうした堅調な動きのなか、ビットコイントレーダーが注目しているのが、米労働省が毎月発表する消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)です。
10日18時に公開した記事は、現地時間10日に公開される直前の予想をもとにした記事でした。記事では、CPIはまだ低いながらも前月1月よりは上昇を強め、インフラヘッジとして期待されるビットコインをさらに後押しすとしていました。
しかし、発表されたばかりのCPIについてのニュースによると、変動の大きな食品・エネルギーを除いたコアCPIは予想を下回ったようです。ただし、CPI全体で見ると、ほぼ予想通りの数字になりました。
つまりインフレヘッジとして期待が高まっているビットコインへの影響はプラスと言え、機関投資家の動きを考え併せると、価格上昇はさらに続きそうです。
ちなみにコアCPIは変動の大きな食品・エネルギーを除いた物価指数ですが、確かに日本でもこのところ、ガソリン価格が上昇しています。痛いです。
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