非公式編集後記:2021年2月18日(木)
ビットコインが5万ドル(約530万円)を超えて史上最高値を更新し、注目を集めています。一方で、その影に隠れてしまう感はありますが、イーサリアムも同じように史上最高値を更新しています。
現在(18日1時30分過ぎ)で、20万円を超えています。
イーサリアムとビットコインのこの1年の価格推移を並べてみました。
グラフの横軸がドル表記なのでドルで言うと、イーサリアムは「200ドル→1800ドル」と9倍、ビットコインは「1万ドル→5万ドル」と5倍。
この1年の動きを見ると「IFはない」という言葉を痛感します。
暗号資産投資の仕組みが整うアメリカ
アメリカでは、ビットコインの投資信託があり、顧客はビットコインを自分で保有しなくても、ビットコインに投資できます。
「グレイスケール・ビットコイン・トラスト(Grayscale Bitcoin Trust:GBTC)」が代表的なもので、運用資産が1年で10倍になった、というニュースも伝えてきました。
そうした動きを他社が見逃すはずはなく、GBTCに対抗する商品が登場しており、今回取り上げたオスプレイ・ファンドのビットコイン・トラストもその一つ。
ただGBTCは機関投資家向けで顧客は限られますが、オスプレイのものは個人投資家も購入できます。
日本ではビットコインに投資するとなると、現物を取引所で購入することがほとんどですが、アメリカでは暗号資産投資、特にビットコイン投資の手段が広がっています。
こうした仕組みの整備により、お金がより集まり、価格を押し上げる。そんな流れができてきているようです。
2月18日(木)翻訳・編集ワード数:1108